ベールで覆われるように。 [短歌。]
安心できる時はないけれど、
不安は断然少なくなった。
私の気の持ちようなのか、
それとも季節のせいかしらね。
「あくまでも相対的なもの 秋の物悲しさに先を越されて」
不安は断然少なくなった。
私の気の持ちようなのか、
それとも季節のせいかしらね。
「あくまでも相対的なもの 秋の物悲しさに先を越されて」
歩き、進むためには。 [雑言。]
後ろを見たところで誰もいない。
あの頃君を探してあんなに振り返っていたのに、
誰もいない日常に慣れてしまって振り返りもしなくなったのは、
一体何時からだったろうね。
今になって思うよ。
その頃の君は、ちゃんと前を向いていたのだろうかと。
あの頃君を探してあんなに振り返っていたのに、
誰もいない日常に慣れてしまって振り返りもしなくなったのは、
一体何時からだったろうね。
今になって思うよ。
その頃の君は、ちゃんと前を向いていたのだろうかと。
ただ、今も時は流れ。 [雑言。]
振り返らなければならない幾つかのこと。
あなたのことや、あなたを想っていた私のことや。
夏になれば、多分何年経っても思い出す。
楽しいことばかりじゃ、ないけどね。
あなたのことや、あなたを想っていた私のことや。
夏になれば、多分何年経っても思い出す。
楽しいことばかりじゃ、ないけどね。
執拗に、必要と思い。 [短歌。]
ひとつひとつ、解決するように。
我が儘は言わないし、多くも望まないけれど、
後退だけはしないようにと、
強く願う。
これは我が儘のうちに入らないだろう?
「足下を確かめながら先をゆく 小石だらけの私の道を」
今はもう、残り香だけでいい。 [雑言。]
あなたを幸せにしたかった。
あなたと幸せになりたいわけじゃなく、
ただあなたを幸せにしたかった。
哀しいけど、
それが私の愛し方だったから。
あなたと幸せになりたいわけじゃなく、
ただあなたを幸せにしたかった。
哀しいけど、
それが私の愛し方だったから。