長く手触りの良い透明な糸。 [雑言。]
いつまでも細く繋がっていられる同性の友人と違って、
異性の友人はうっかりすると本当に切れてしまうから、
とにかく気をつけていた。
もうすでに細くなっているこの糸を、
自ら切ってしまうことがないように。
細い細いままでも、
君を感じられるように、と。
逃げの口上にしていた。 [雑言。]
変わる毎日についていけない。
けれどそれは今に始まったことじゃなくて、
ずっとずっとそうなんだよね、って
分かってはいるんだけど。
譲れないたった一つの。 [雑言。]
まだ諦めたくないんだ。
自分勝手なのは判っているけれど、
無様にも縋り付いていたいんだ。
そう思えるのは君だから。
それ以外に理由なんてないんだ。
自分勝手なのは判っているけれど、
無様にも縋り付いていたいんだ。
そう思えるのは君だから。
それ以外に理由なんてないんだ。