闇や宵や宵や。

日曜は晴天の中鎌倉へ。
浄智寺の韋駄天が見られなかったのは残念でしたが、
初めて拝観できた円応寺・閻魔堂は素晴らしく、
浄智寺の布袋尊も愛らしいお顔でした。
明月院門前の茶屋にてお抹茶とうさぎ饅頭を堪能し、
野生のリスと戯れる旅。

三仏堂。

半年振りくらいに行った日光はやはり素晴らしく、
台密の美が偉大な輝きを放っていました。

興味がなさそうな観光客が結構わずらわしかったですけど。
じゃあ何で来たんだろう？と思ってしまうような。

水の色は美しく緑。

伊豆へ行って参りました。
河津桜が咲き、堂ヶ島の海は緑で、富士は雄大。
苔生す滝のほとりにあった不動尊は、この上なく威厳溢れる空気でした。
裏手にある滝で、多くの人が修行したんだろうなぁ。

光明遍く照らす。

奈良へ日帰りでいけないかと模索中。
興福寺の八部衆と東大寺の毘盧舎那仏の拝観が主な目的ですが、
法相宗や華厳宗の寺院はあまりお目にかかれないので、伽藍も観ておきたい。
唐招提寺の千手観音が、金堂工事中で観られないようなのは残念ですがね。
果たして実行される日がくるかしら。

イチョウガリ。

先週末、紅葉目当てで鎌倉へ。
彼氏の車が車検中なので電車で行ったんですが、
やっぱりこの時期は電車の方がいいですね。
物凄い渋滞してました。高速も凄かったのかな。
鶴岡八幡宮の銀杏は見事でしたけど、もみじはもうちょっと先なのかな？という感じ。
瑞泉寺のみ参拝の予定で歩き、途中で鎌倉宮・荏柄天神社・白旗神社・頼朝の墓・鶴岡八幡宮に寄り道。中でも一番凄かったのは白旗神社の横の公園の銀杏。
一面黄色のじゅうたんになっていました。

人が多いのが難点だったかな。

天の命。

人が人を崇め奉るというのは、正直怖いことだと思います。
皇族や首相や医師や学者などのように人として敬うならともかく、
神や天の使いとして崇めるのは怖いです。
人は人でしかありません。
能力を持った人を信じるのは勝手ですが、あくまでそれは能力を持った「人間」というだけ。
新興宗教やセミナーなどの代表者が悪いわけではないけれど、
それを狂信してしまう弱い人間が多いのも事実。
この歳になるとさすがに色々そういう団体にまつわる嫌な思い出が多いもので、
敏感にならざるをえません。

子供の頃、オウム真理教の選挙カーが街中を巡っていたのを思い出します。
オウムがテロ組織ではなくただの新興宗教として見られていた頃、
教祖の着ぐるみを乗せた選挙カーが小学校の前に止まり、
小学生だった私たちに風船を配っていました。

神社仏閣は好きなので良く行きますが、特定の何かを信仰しているという訳ではありません。
信仰している方々には迷惑かもしれませんが、
純粋なものならば仏教であろうと神道であろうと、共通して心に帰依するものでしょう？
金銭に帰依しているのであれば、それはまがい物でしょう？
信者の方々がどう思っているかは別として。

ごく最近、新興宗教がらみで嫌なことがあったので、かなりナーバスです・・・。

雑種。

お盆休み最終日。天気も良いので一人旅へ。
とりあえず起きてから目的地を決めたんですが、どうもどこもパッとしない。
あーでもないこーでもないと考えているうちに昼になってしまったので遠出が出来ず、
適度に遠い成田山新勝寺に行って参りました。
初めての参拝。
ＭＤで延々好きな音楽を聴き続け、晴天の中はじめて見る風景の写真を撮り、
嫌というほど汗をかいて帰ってきた健康的な日。
初詣でごった返すイメージが強かった新勝寺でしたが、
想像よりも厳粛で、なにより美しかったです。
まあ、寺社における「美」は難しい基準だと思いますが。
釈迦堂で拝見した釈迦如来像がとてもいいお顔でしたね。
寺院の割には狛犬がたくさんいて、しかも普通の犬だろって造形が２対ほどあったのが妙に気になりましたけど。
「コロ」とか「シロ」とか「ポチ」とか呼ばれそうないたって普通のわんちゃんでした。
それもまた一興。