哀のない日々。

晴れようがないもやもやと、

降り続く雨。

イライラするのはいつも通りだけど、

その感情を、共有したいとは思わない。

極論だと気付いてはいたけれど。

恋しくて恋しくて、
恋を始めることすらできなかった。
頑なにかわし続ける私の行動を、
きっと君は駆け引きだと思っていただろうけれど。

始まってしまえばいつか終わってしまうんじゃないかと、
ただそれが怖かっただけなの。

夢と妄想の違いを。

久しぶりに夢を見たから、

今日は少しだけ穏やかでいられる。

夢で見た君は相変わらず素直じゃなくて、

照れ屋で回りくどくて、

私もあの頃に戻ったように笑っていた。