刻め。

負け戦に勇んで踏み出すほど悲観してもいないが、
勝てると思っているかと問われれば否定せざるを得ない。

だだ、傷を負わせる自信はある。
今も昔も変わらずに。

君にも残っていればいい。

恋していた日々はとうに過ぎても、
想い出は今も残る。
良いことが悪いことかは別にして。

今更それは遅くて。

感情のおもむくままに、
呼び続ければ良かった。
あの頃ならまだ、声も届いたのに。

過ぎ去ったこと。

いろいろ選択肢はあったけれど、
今生きているのならば、あながちこの道は間違いではないのだろう。

あまりにも長く、永遠にも似て。

何をもって区切りとするか。

まだ何にでもなれるモラトリアムな期間が

一番不安ではある。

戦意。

いろいろあったような、なかったような。
なさすぎたような、ありすぎたような。
誤魔化すことに慣れてしまったけれど、
それだけでは終わらせない。

愛はすれ違い。

あの瞬間のことは覚えているよ。

いつだって忘れたことはないんだ。

そんな風に伝えたら君は喜ぶかもしれないけれど、

君の思う「瞬間」と私の言う「瞬間」は、

同じだとは限らない。

鎮魂。

心穏やかに、北へ。

何度か跨線橋を潜ったのちに、

広がる青空のもとで、感謝を捧げる為に。

哀悼。

愛は永遠に変わらず、

それは心に生き続ける。

当たり前のことだと、君から教わった。

思え。そして考えろ。

いろいろと思い悩む。
けれどそんなのは今に始まったことじゃなく、
終わりがあるわけでもない。

分かっていたろう？
現状がどうこうではなく、それはデフォルトなんだと。