何が悲しいことなのか。 [短歌。]
簡単に触れられる位置なら手なんて伸ばさないけど、
ギリギリ届きそうだと感じるから、
精一杯手を伸ばすんだよね。
諦める、事も出来ずに。
「僕達の時間はあの日で止まってる そう呟いた君の目を見た」
本心は、自分にも分からない。 [雑言。]
幸せだと即答できなくても、
辛いと即答しないのであれば、悪くない。
君が私に正直だとは、
とてもじゃないけど思えないから。
変わらないものがある場所。 [短歌。]
浸るだけ浸ったから、
もう心を乾かすとするか。
しっとりするだけの過去があることに、
さりげなく感謝しながら。
「心地好い水温だった あの頃とあの恋と君を例えるならば」
時間が、二人を変えた。 [雑言。]
こうやって妄想している間が一番幸せかもしれない。
どうせ現実は、
さして良いものではないと分かっている。
日常は変わる、留まることなく。 [雑言。]
穏やかな秋の日差しに、
薫る金木犀と揺れる曼珠沙華。
当たり前のようなそんな風景に、
目を奪われるようになったのは何歳の頃からだっただろう。
薫る金木犀と揺れる曼珠沙華。
当たり前のようなそんな風景に、
目を奪われるようになったのは何歳の頃からだっただろう。