留まることはないが。 [短歌。]
多くは望まないから、
どうか、どうか、
現状維持だけはさせてもらえないだろうか。
「失ったものを数えてため息をついたら明日はまた前を向く」
止めるだけの力はなくて。 [雑言。]
不安定な感情に、フラフラと揺られる。
まるでブランコをおもいっきり押されたときのように、
それは抗うことが出来ずに。
我儘だと承知のうえで。 [雑言。]
まだ伝えたいことがある。
たくさんとは言わないまでも、
決して少なくないだけのものが、ある。
きっと君にとって有益になるようにするから、
だからどうか、もう少しだけ此処に居て。
私が、独りにならないように。
どちらに伸びているか。 [短歌。]
ただ存在することに安心するということ。
それを穏やかな感情だととるか、
切羽詰まった状況だととるか、
果たしてどちらだろうね。
「この糸はどう繋がってここにある? 遥か昔か遠い未来か」