現実と、理想の違い。 [雑言。]
視線の先を気にするばかりで、
手を握られてハッとした。
触れたいと思ってくれているなんて、
とてもじゃないけど考えていなかったから。
見えた色は五つくらいで。 [雑言。]
何時振りだろう、虹を見たのは。
確かあの日は激しい雷雨の後で、
目が覚めるような青空に架かっていたっけ。
今日の虹は、まだ曇天で小雨降る中だったけれどね。
確かあの日は激しい雷雨の後で、
目が覚めるような青空に架かっていたっけ。
今日の虹は、まだ曇天で小雨降る中だったけれどね。
信じられるいくつかのこと。 [短歌。]
この雲が晴れれば、
突き抜けるような青空が広がっているはず。
そう思い込んで、
ただただ歩き出した。
「思考だけ唯一自由が許された 口をつぐめば咎められずに」
髪を揺らした風に聞く。 [短歌。]
あなたが私を理解してくれないのは当然で、
同じように私だってあなたへの理解を放棄している。
それを忘れないようにって、
自分に言い聞かせていたはずなんだけれどね。
無駄に思い悩む必要が、ないように。
「愚かにも区別がつかなくなっていた 大切なものとそうじゃないもの」