SSブログ

思い出すには遅すぎる。 [短歌。]

君がこの季節を好んでいたことなんてもう、
これっぽっちも覚えてなんかないんだから。

「不意に泣けてくるようになる 慣れちゃえば夕立に似たものと割り切り」

nice!(0)  コメント(0) 

分かれ道はまだ先。 [短歌。]

それで満足するわけはないけれど、
諦めるタイミングも大切。
常に満たされていない方がハングリー精神が湧くなんていうのは、
取って付けたような言い訳だけれどね。

「まだ今日も心の準備は出来ていない 挑む覚悟も失う覚悟も」

nice!(1)  コメント(0) 

ただ、素直な心の内。 [短歌。]

願っていた。
君が幸せになることを。
そして、
可能ならその隣に居られることを。

「漠然とそう思ってた  駆け引きや虚栄やエゴは棚上げにして」

nice!(0)  コメント(0) 

全て、あなたが全てだった。 [短歌。]

忘れられないものだね。
他愛のない、他意のない会話の一つ一つが、
いまだに私の胸に残っている。
縛られているというわけじゃなく、
包みこまれているって感じでね。

「少し早い桜吹雪に奪われた あの温もりは綺麗に消えて」
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

喉の奥底につかえる。 [短歌。]

なかなか風邪が治らない。
しばらく熱が下がらなかったのは、
ひさしぶりのことだったっけ。

「比喩のよう   全ての事はあの日々を連想させるに余りあるから」

nice!(0)  コメント(0) 

あなたとの関係に。 [短歌。]

それでも、変わらない感情。
あの日からずっとずっと、ずっと愛おしいあなたは、
今も昔も優しい瞳で。

「譲れないものだったよね 愛情はプライドなんかよりずっと上位で」

nice!(0)  コメント(0) 

闇はいつか。 [短歌。]

ちゃんと眠れる日が来るように。
今はまだ、耐えなければいけないんだとしても。

「精一杯指の間を塞いでも この感情は零れてしまう」

nice!(0)  コメント(0) 

溢れるほどに憂鬱。 [短歌。]

不安になるのは当たり前。
そんなこと覚悟の上で、
君に恋をしている。

「いつだって私の隣は空いている 君は気づいていないだろうけど」

nice!(0)  コメント(0) 

歩け、少しだけ。 [短歌。]

どう言ったところで、
嘘は嘘でしかない。
本心を偽れないのと、同じように。

「一歩ずつ確実に足を進めてる 後ろか前か方向は秘密」
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

転じるならば福の方に。 [短歌。]

良い事と悪い事は半々。
重量でとるか、容積でとるかはさて置き。

「足早に去ってゆく秋 北風は君と私の心を揺らす」
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。