何でもない毎日のなれの果て。 [短歌。]
謝るのなら初めから言うな。
なんて正論が通用するほど、単純な毎日じゃねぇ。
「祈っても祈ってもなお足ることはないと解っていたのに今日も」
なんて正論が通用するほど、単純な毎日じゃねぇ。
「祈っても祈ってもなお足ることはないと解っていたのに今日も」
現実に残されたもの。 [雑言。]
諸々かけ違えている。
何もかもが上手くいかない訳じゃないけれど、
順調だとはどうしたって言えない。
言えない。
私には多分、
もうなにも言えない。
否定も肯定も、する権利はもうない。
泪に暮れる。 [短歌。]
長い長い影を連れながら、
君との日々にさよならを告げた。
飲み込まれないようにすることで精一杯だったから、
君の表情なんか確認出来ぬまま。
「今も思う 一秒単位で変わり行く心に上手く乗れていたなら」
恋は概ね反比例。 [雑言。]
終わりにできるものとできないものがあると知ったのは、
結構大人になってからだった。
始めるのが簡単であればあるほど終わりにはできないし、
始めるのに苦労したならあっさり終わらせられる。
うまくはいかないね。
結構大人になってからだった。
始めるのが簡単であればあるほど終わりにはできないし、
始めるのに苦労したならあっさり終わらせられる。
うまくはいかないね。
ありそうで、ずっとなかった。 [雑言。]
なんの躊躇いもなく、
あなたはここから立ち去った。
きっと今の私に必要なのは、
そんな無慈悲な心だろう。
矛盾する生活と感情。 [短歌。]
ああ、もう、
ため息しかでない日常なんか消えちゃえばいい。
足掻いても愛は増えないし、
けれども手放す勇気もないし。
「強がって言った言葉もいざ君へ届く頃には行方不明で」
ため息しかでない日常なんか消えちゃえばいい。
足掻いても愛は増えないし、
けれども手放す勇気もないし。
「強がって言った言葉もいざ君へ届く頃には行方不明で」